iPhoneカメラでの4K撮影の設定方法をレクチャー

“iPhoneなどのスマホで動画を撮影すると、4ＫとＨＤで撮影することができます。では4KとHDは一体何が違うのでしょうか？ここでは4KとHＤの違いについてまとめてみましょう。
【iPhoneの4K動画とは？】
iPhoneで撮影をする場合、もっと良い画質で動画を撮影したい！という人は多いはず。iPhoneの動画撮影の設定では4KとHDの2種類から選ぶことができます。
4Kとは映像における画面解像度のことです。解像度とは「細かさ」を意味しており、細かい部分まで精細に表示できることを意味しているのです。4Kの画面には横に3840画素、縦に2160画素、全体で829万4400個の画素が敷き詰められています。つまり4Ｋは3840×2160画素となります。実は4Ｋというのは横の画素数が約4000であることが由来しているのです。
【4KとHDではどれくらい解像度の数値が違うの？】
iPhoneでは4KとHDで撮影が可能ですが、この2つはどれくらい解像度が違うのでしょうか？4KとHDの画面解像度数値は以下の通りです。
・4K：3840×2160
・HD：1920×1080（フルHDの場合）
この数値を見ればお分かりの通り、4KはHDと比べて縦・横それぞれ2倍のドット（画素）があることが分かりますね。つまり4KはHDの4倍もきめ細かい動画が撮影できるというわけです。
【4Kだけではなくフレームレート数も高画質撮影には重要？】
4K設定で美しい動画を撮影できますが、実は動画のクオリティをよくするためにはもう１つ重要な要素があります。それが「フレームレート」です。フレームレートとは静止画のコマ数のことで、フレームレートが小さいと動きがかくかくして滑らかな動画にはなりません。
iPhoneの動画撮影ではフレームレートのデフォルトが「30」に設定されています。このフレームレートは最大60まで変更することができるので、4Kで撮影する時には滑らかな動画にするためにフレームレートも最大の「60」に変更することをおすすめします。
【4K撮影の設定方法とは？】
iPhoneの4K撮影はデフォルトでの設定にはなっていません。
iPhoneでの4K撮影をする場合、どうやって設定すればよいのでしょうか？ここでは4Ｋ撮影の設定方法をまとめてみます。
＜デフォルトの画質設定の方法とは？＞
動画を撮影するタイミングはいつくるか分かりません。そのため最高画質でいつでも撮影したい！という場合には4K設定にデフォルトしておく必要があるでしょう。
デフォルトの画質設定の方法は以下の通りです。
1、[設定]アプリを起動する
2、[カメラ]をタップする
3、[ビデオ撮影]をタップする
4、最高画質の「4K/60fps」をタップする
＜動画撮影時の設定変更の方法とは？＞
毎回4Kで撮影しなくてもよい！という人は、動画撮影時にその都度設定するとよいでしょう。
1、画面右上の[HD]をタップする
2、[4K]に設定が変更される
3、画面右上の「30」をタップする
4、フレームレートの設定が[60]　に変更される
【4Ｋ撮影をする際の注意点とは？】
4Ｋで撮影をする場合、最高品質の画質になるので動画のサイズがどうしても大きくなってしまいます。iPhoneやicloudの容量を圧迫してしまうので、容量に余裕があるかどうかを確認しておきましょう。
画質にこだわらない…という場合には、画質を下げて撮影をすることで容量を小さくすることができます。”